虫歯や歯槽膿漏(歯周病)、歯の根の病気などで 歯を失った部分を放置しておくとかみ合う歯や隣の歯が移動してきます。
そのようなことを防いだり、奥歯でしっかり噛むためにも、インプラントが必要になる場合もあります。
すべての歯がそろっていたとき
奥歯がなくなってから、数年たった状態
レントゲン右側のいちばん奥の歯が歯列より下に下がってきています。
ブリッジを支える歯の根が割れ、ブリッジがグラグラするとともに、噛むと痛みが出て、食事ができない状態でした。
ブリッジを外します。
割れた根の抜歯と5本のインプラントの治療を行いました。(抜歯した部分にもインプラントを入れています。)
割れていた歯根(歯の根)とブリッジ
すぐに仮歯をいれて、元通りの歯のある状態で帰宅してもらいます。
治療時間は、インプラントの手術を仮歯の装着まで、およそ1時間で終わります。
北山吉川歯科クリニックでは、抜歯をしても、その日にインプラントができるので、基本的にこのような治療方法を行っており(通常このような治療は極端に難しい治療で、高度の技術と経験が必要なため行なわれていない治療法です。)痛みのある手術を2回する必要がなく、また、歯が抜けたままにならないため、周りの方に気づかれず、日常生活への影響も少ない治療方法です。
インプラントの治療には、様々なやり方があり、インプラントをした部分に、セラミックの歯を被せ、天然の歯の差し歯と同じように、接着剤、セメントで、固定し、天然の歯のように見せる方法と、インプラントをした部分に、セラミックの歯を被せるために、スクリュー(ねじ)で固定する方法と、インプラントをした部分に、差し歯のような歯の形ではなく、入れ歯を固定するために、スクリュー(ねじ)で固定する方法のおおよそ3つのタイプのインプラント治療がありますが、場合によっては、ねじの部分が見えることによって、審美性が阻害されるため、北山吉川歯科クリニックでは、基本的に、ねじ穴の見えないインプラントの治療を行っております。
また、全体のかみ合わせ治療が必要な場合、インプラントをやりかえる必要が、ある場合は、インプラントの手術はせずに、被せるセラミックだけをやりかえて、きちんとした、咬み合わせや歯並びにします。
患者様が、審美性を気にされ、他の虫歯治療、根管治療と一緒にやりかえた治療
術前(両側の奥歯のインプラントのねじ穴が見えています。)
術後(他の虫歯治療、根管治療と一緒にやりかえました。)
全体の歯の咬耗、磨耗による咬み合わせ不全の改善と、前歯の歯の神経の保護のための治療
術前(一番奥の、インプラントのねじ穴がみえていて、全体の歯の咬耗、磨耗が著しい)
術後(咬み合わせの改善と、歯の咬耗に対する治療に伴って、ねじ穴の見えたインプラントをやり変えました。)
このような状態の歯の場合、歯の部分の入れ歯の製作の必要と、反対の部分の、歯の治療による保存と回復が必要です。
歯のない部分は、顎の、骨や、歯ぐきも痩せていて、部分入れ歯の安定も、難しく、また、インプラントの治療も難しい状態でしたが、インプラントにより、永久歯の再生のような治療ができました。
反対側の銀歯の部分も、被せの歯の内部の虫歯の進行による、土台部分の腐食、また、真っ黒になった歯の部分は、歯の根の内部まで、虫歯が進行し、抜歯と同時にインプラントで治療し、その日に、仮歯で歯が抜けた状態にならないようにして、治療を進めました。
また、左右に、バランスよくインプラントが配置されることで、将来、残りの歯が、歯槽膿漏や虫歯で歯が無くなった場合も、ブリッジによる治療で、入れ歯にならない治療が可能になるインプラント治療のメリット、インプラントの利点を生かしたお口の管理ができる歯の状態になりました。
北山吉川歯科クリニックでは、基本的に、歯のない部分にその日に歯が入るインプラントの治療をを行っております。(入れ歯で待機したり、使用したりしない)
事故で前歯が抜けてしまい、骨が治るまで、待ってからインプラントかブリッジの治療をすることを勧められていた患者様で、当クリニックの患者様より、治療の特徴や違いを説明され来院
大きな義歯が入っています。(通常は、このように、歯が抜けたり、抜歯した部分の骨ができるまで数か月待ってから、インプラントの手術に入ります。)
ますは、検査をして、全体の虫歯や歯槽膿漏などの状態を調べながら、至急のインプラントの治療を行いました。
両側の歯には虫歯がなく、歯を削ってブリッジにする治療は第二選択、インプラントによる治療が第一選択であると判断され、患者様の希望と一致し、インプラントを手術を行いました。その際に、定期的な歯科医院での歯石除去等のクリーニングも麻酔待ちの間に行い、手術が清潔な口腔環境で行えるよう準備を整えました。
インプラントの手術を的確に行い仮歯もすぐに作成しました。
わずか20分の治療で手術を終えました。
翌日のチェックの様子です。腫れや出血も全くなく、痛み止めも服用しなかったとのことです。
骨とインプラントが安定し、セラミックの歯に変えて治療を終えました。
抜歯後インプラント手術が可能になる期間まで入れ歯で待機されていた患者様で、当クリニックの患者様のご紹介により、相談で来院されました。
前歯に入れ歯が入っています。
骨と歯ぐきが痩せていて、通常の手術の面からも、また、審美的要素を満たす面からも難しい状態です。
術前のシュミレーションでも、前歯をなるべく左右対象にバランス良く仕上げることは一般的には困難です。
インプラント手術と仮歯の治療直後の状態です。
痩せた骨と歯ぐきを回復させながら、インプラントの手術を終えました。(くぼんでいた前歯の歯ぐきが膨らんでいます。)
北山吉川歯科クリニックのインプラントの違いについて、より詳しく歯こちら⇒⇒北山吉川歯科クリニックのインプラント治療の特徴
京都 北山吉川歯科クリニックのインプラントについては、当クリニックのインプラントHP、または治療ブログのカテゴリーからインプラントを参照してください。
ドイツでインプラント治療を受けた邦人患者様の術後メンテナンスをインプラントの日本法人からの紹介で行うことになった際のことを通じて、インプラント治療のにおける検査、診断、一口腔一単位の治療の必要性をご説明します。
紹介状というよりは、アストラテックインプラントというヨーロッパをはじめアメリカ、日本、その他の世界中で最も良いインプラントメーカーの治療を証明する保証書みたいなものです。
初診時、インプラントのメンテナンスチェックのほかに、以前日本で受けた、多くの虫歯や根管治療の不良がみられ、これらは将来、インプラントが必要になってしまう歯の予備軍として、本来、ドイツの歯科医師もインプラントの治療より先に、患者様に十分インフォームドコンセントを行っておくことが、患者様の歯科的健康の観点から大切で、特に緊急性のある虫歯治療はインプラントと同じか自分の歯の健康を保つ、それ以上に大切な治療や方法を検査、診断、説明(治療するしないは別としても)しておくことが望ましいと感じました。
メンテナンスを希望されている範囲で、緊急性のある虫歯のみを治療し、定期健診で経過観察を行ってきましたが、あちこちが外れたり、傷んだりするため、思い切って、きちんとした治療を受けられることになりました。
右下、大きな虫歯と根管治療
左下 大きな虫歯と根管治療
右上 大きな虫歯と根管治療
全体の虫歯治療と根管治療と親知らずの残根の抜歯(ドイツの歯科医が抜けずに放置していたもの)
術後
一口腔一単位の全体的な予防治療で、既存のインプラントのメンテナンス容易にし、追加のインプラントを不要にするための治療が完了しました。
ドイツでも、アメリカでも、検査、診断、治療がきちんとしている病院は、ほぼ、トップ10パーセント程度でしょう。
歯根破折の歯の治療(歯の根が割れた歯の治療)には、主に3通りの治療法の選択があります。
この歯の根の破折を起こした歯の治療は、歯を残すことが出来ないため、抜歯が必要と診断されましたが、抜歯に伴う、抜歯した歯の部分(歯が抜けてしまった部分)の治療は、インプラントによる治療が選択されました。
当クリニックでは、開院以来、ほとんどすべてのの場合、歯を抜いた当日に、歯がないまま(歯が抜けたまま)帰宅されることがないように治療をきました。
これは、インプラントの治療においても、ほとんどの場合、抜歯をすると同時にインプラントを入れるため、痛みを伴う手術を、一回で済ませ、また、傷の治りも、抜いたままにするより、治りが早くきれいになる治療法で行ってきました。
前歯の差し歯がグラグラして、抜け、その際、歯の根が割れていることを確認し、応急処置で、差し歯をつけなおし、改めて、治療方針が決まり、抜歯と同時のインプラントの手術を行いました。
差し歯を外し、
歯の根の状態を確認し、
歯の根の周りの骨を傷つけずに抜歯し、
すぐにインプラントの手術を終え、仮歯の土台を入れ、
仮歯を作り
インプラントの治療を終えました。
この治療は、手術開始から、わずか20分で終わり、出血のコントロールのための止血も必要がない手術として、終えました。
詳しい治療方法は。クリニック独自の治療法なので解説できませんが、こういった治療方法は他院と大きく違う当クリニックのインプラント治療です。
某大学病院にて入院、骨移植手術によるインプラント治療を受けた患者様を当クリニックのより高度なインプラント治療で快適に回復しました。
当クリニックで行ったインプラント治療の相違点
インプラント治療術前
インプラント治療術前 診断治療計画
インプラント治療術後
インプラント治療術後レントゲン