京都北山のインプラント、審美、矯正、根管治療、歯周病治療の専門医の歯科医院

TEL.075-722-8911

〒606-0843 京都府京都市左京区下鴨水口町66京都北山KYDビル2F

緊急処置

歯性上顎洞炎の治療とCTによる治療診断評価

虫歯や歯周病が、蓄膿の原因となることがあることは、歯性上顎洞炎という言葉が知られるようになってきて、認識が高まってきましたが、その、診断、治療、評価の方法も様々な変化が見られるようになってきました。

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術前の口腔内

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右上奥の歯ぐきに痛み程でもない腫れと違和感がある

 

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歯の根の病気が原因のようであるが、精密な検査が必要

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CTにより症状の原因と状態が確認でき、確定診断が可能になる。

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レントゲン診断の欠点、デメリットとして、症状を読影するための陰影(像の重なり)や基本的に硬組織(骨のみ、炎症像などは白く曇る程度、また、曇りがみられるときは症状が進んでいるときが多い)

この場合、虫歯が原因で歯根嚢胞、歯性上顎洞炎の初期症状がおこっている。

 

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更に、コンピューター解析による歯と歯周組織の状態を、よりリアルにビジュアル化して把握することができる。

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歯を支える顎の骨も溶けており、通常の歯科治療では、歯を抜いて治さなければ治療できませんが、当クリニックでは、このような状態の歯を抜かずに、また、歯周組織の骨の再生による回復治療が可能です。

 

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虫歯治療、根管治療を行った。

 

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2回目のアポイント時

腫れは一回目の治療で治癒するように治療ができている

 

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下の歯も、同じような問題があったため、歯を抜かなくて済むように治療

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内部の虫歯除去が必要

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内部の感染牙質除去と、不良な根管治療の再治療

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内部の感染牙質除去

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治療後の定期健診時(初診時から4か月目)

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治療後の定期健診時(初診時から4か月目)のCTによる治療評価

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歯周組織の骨も再生して、歯がしっかりし、きちんと噛めるようになりました。

転倒によるお口の怪我について

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転倒、衝突、事故などで、顔や口、歯、顎などをぶつけた時に、打撲や外傷などの強い力が加わり、様々な怪我や病気を引き起こすことがあります。

そのような時の緊急、救急の対応として、患者様が知っておくことで、のちの症状、予後が大きくかわる事柄があります。

転倒などによるお口の怪我は

  1. 全身の診断(医科)
  2. 頭部の診断(医科)
  3. 顔面の診断(医科、歯科)
  4. お口の外、中の周辺の診断(医科、歯科)
  5. 歯の診断(医科、歯科)

という順番で注意を払う必要があります。

医科で、まず、出血に対する処置、気道の確保、脳、頭部、眼科、耳鼻科でのチェックを終えて、あるいは、並行して、それから、歯科口腔外科の診断治療が流れになります。

特に、頭部の外傷は様々な合併症や重篤な症状を引き起こすこともあり、また、医科での診断処置が最優先です。

 

ここでは、3以下の歯科での治療について説明します。

  • 顔面の診断(医科、歯科)

顔面や顎をぶつけた時に、起こる外傷には主に、皮膚などの軟組織の損傷、顎顔面の骨折などがみられ、皮膚の損傷と骨折の両方が認められる複雑骨折、あるいは、皮膚の損傷のない、単純骨折などの診断をします。

*一般的に理解されている複雑骨折とは、骨が複雑に骨折してしまっている、粉砕骨折といい、これと誤解、混同されていることが多くあります。

骨折の部位、種類としては、

  • 鼻の骨
  • 下顎の骨
  • 上顎の骨
  • 頬の骨

などが挙げられます。

  • お口の外、中の周辺の診断(医科、歯科)

口元をぶつけた時に、起こる外傷には主に、皮膚、口腔粘膜などの軟組織の損傷、顎、歯の骨折などがみられ、皮膚、口腔粘膜の損傷と骨折の両方が認められる複雑骨折、あるいは、皮膚、口腔粘膜の損傷のない、単純骨折などの診断をします。

*一般的に理解されている複雑骨折とは、骨が複雑に骨折してしまっている、粉砕骨折といい、これと誤解、混同されていることが多くあります。

骨折の部位、種類としては、

  • 下顎の骨
  • 上顎の骨
  • 頬の骨

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上顎と下顎の骨折頻度の高い部位

などが挙げられます。

  • 歯の診断(医科、歯科)

口元をぶつけた時に、起こる歯の外傷には主に、口腔粘膜などの軟組織の損傷、顎、歯の骨折、脱臼、歯冠。歯根の破折などがみられ、それらの診断をします。

歯の外傷の部位、種類としては、

  • 歯の破折
  • 歯根の破折
  • 顎の骨(歯槽骨)
  • 歯の脱臼(歯髄、歯根膜の断裂)

などが挙げられます。

 

歯科・歯科口腔外科での治療について

症状

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  • 歯がグラグラする
  • 歯が痛い
  • 歯が黒くなってきた
  • 歯が飛び出ている
  • 歯が抜けた
  • 歯が割れた

など

検査

  • レントゲン(パノラマレントゲン、デンタルレントゲン、頭部レントゲン、正貌、ウォータース、咬合法など)
  • CT
  • 温度診
  • 電気歯髄診

診断

  • 歯牙破折
  • 歯根破折
  • 外傷性歯根膜炎
  • 歯牙脱臼
  • 顎骨折
  • 歯槽骨骨折
  • 歯肉粘膜裂傷

治療

先ずは必要に応じて、止血、感染予防、疼痛のコントロールのための投薬、顎、歯の整復処置を行う

  • 歯牙破折

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破折部位により、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、抜歯治療を行う

  • 歯根破折

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破折部位により、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、抜歯治療を行う

  • 外傷性歯根膜炎

症状により、整復固定治療、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、を行う

  • 歯牙脱臼

症状により、整復固定治療、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、を行う

  • 顎骨折

症状により、観血的、非観血的整復固定治療、を行う

  • 歯槽骨骨折

症状により、観血的、非観血的整復固定治療、を行う

  • 歯肉粘膜裂傷

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症状により縫合などの止血治療、デブリードメント(創部の壊死、感染、汚染組織の除去)を行う

予後

  • 歯牙破折

 

修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、抜歯治療などで回復できます。

  • 歯根破折

修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、抜歯治療などで回復できます。

  • 外傷性歯根膜炎

整復固定治療、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療で回復できます。

  • 歯牙脱臼

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整復固定治療、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療で回復できます。

  • 顎骨折

観血的、非観血的整復固定治療で回復できます。

  • 歯槽骨骨折

症状により、観血的、非観血的整復固定治療で回復できます。

  • 歯肉粘膜裂傷

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症状により縫合などの止血治療、デブリードメント(創部の壊死、感染、汚染組織の除去)、抗生剤の投与などで、きれいに回復します。

交通事故の歯の治療

交通事故や、転倒、打撲などによる外傷により、前歯などを損傷(歯が折れたり、歯が割れたり)した場合、適切な治療により、元通りの天然の歯に近い状態に戻すことができます。

そのような、場合、まず、頭頸部以外に、様々な、事故による問題がないか、病院で総合的に、診断を受けなければいけませんが、歯科や、歯科口腔外科では、顎顔面および、口腔内外の診断と治療を行います。

まず、受傷直後に、CTやレントゲンで、打撲した部位とは別に、顎の骨折見られる、好発部位があり、そのような部位を中心に、骨折線がないか?また、口唇などの、裂傷部なども、異物の混入や、感染がないか?次に、受傷部の歯の歯冠部や歯根部、歯槽骨に破折がみられないか、歯の神経の損傷の影響や可能性がないか、などを調べ、止血や感染予防、早期の整復などを行わなければなりません。

小児の転倒や、打撲、衝突による、前歯の破折や、脱臼、亜脱臼などの多くみられますが、その際は、成人と同様の診断や治療のほかに、歯の脱臼や、脱落があっても、その歯を、なるべく無菌的(場合によっては、牛乳などに入れて持ってきてもらったり)に保存たり、あるいは、口腔内に一旦戻して、急いでかかりつけの歯科医師に相談してもらうことで、歯が元通りに、生着、可能性が高くなります。

また、成人も小児も、歯を元通りに回復するために必要な条件として、歯の神経の状態や、根管治療の成否が、歯の予後に大きくかかわります。

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一部歯根部に及ぶ歯の歯冠の破折がみられます。

すでに、歯の神経がない歯と、歯の神経がある歯も受傷していました。

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歯の神経がない歯も、根管治療が不完全であったため、根管治療の再治療をきちんと行い、また、歯の神経を抜いていない歯は、歯の神経を保護し、歯の神経を抜かなくて済むように治療しました。

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まず、受傷直後の受診の際に必要な初期診断や、処置を行いながら、直ちに、日常生活に支障がないような、審美的な問題の解決も行わなければなりません。

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根管治療後は、差し歯が黒ずんだりしないように、ファイバーポストによる審美的修復治療を行いました。

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(画像をクリックで拡大)

 

金属を使わずに、差し歯の土台とオールセラミックスクラウンにより、審美的に回復しました。

また、歯の神経を抜かなくていいように、歯の神経の保護を図り、歯の神経を抜かずに保存することもできました。

京都 北山吉川歯科クリニックの根管治療については、当クリニックの根管治療HPまたは、治療ブログのカテゴリーから根管治療を参照してください。

 

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