京都北山のインプラント、審美、矯正、根管治療、歯周病治療の専門医の歯科医院

TEL.075-722-8911

〒606-0843 京都府京都市左京区下鴨水口町66京都北山KYDビル2F

総合歯科(一口腔一単位)の治療

抜けた歯の治療に適した矯正治療と虫歯治療

歯が抜けた部分は、通常、義歯か、ブリッジか、インプラントで治療することになりますが、たまたま、矯正治療を受けるタイミングと重なれば、インプラントもせずに、かつ、矯正治療にとっても、進めやすい場合があります。

左上の歯が、1本抜歯になり、しばらく、仮の歯をくっつけておられた患者様が、矯正治療を希望して来院されました。

 

 

検査で、上あごが出っ歯になっていること、下の歯並びもガタガタしていること、などから、抜歯矯正が適応と判断され、ちょうど抜けたままになっているスペースを使って、矯正治療をすれば、インプラントなどの治療もしなくて治療が進められる診断結果になりました。

また、歯と歯の間の虫歯も術前のレントゲンで確認されていたため、丁度いいタイミングで、横から、虫歯治療ができ、歯をなるべく削らずに治療することもできました。

矯正治療の術後

スマイルラインと歯の色を考慮したインプラント治療

前歯のブリッジの審美性が気になり来院されました。

レントゲンで、歯周病の問題や心配はない反面、虫歯の治療も必要でした。

前歯のブリッジがつながっているため、患者様の若い年齢も考慮し、治療の審美性だけでなく、将来的にメンテナンスやお手入れがしやすく、再治療も容易な方法として、メリット、デメリットを考え、インプラントを取り入れて治療することになりました。

審美性と、かみ合わせ、残っており骨の状態もきちんと調べ治療に取り掛かりました。

ブリッジを外し、天然の歯の部分の虫歯治療をきちんと行い、インプラントの治療も行いました。

仮の歯ので、スマイルラインや、かみ合わせをチェックします。

ほかの虫歯もきちんと治療するだけでなく、奥歯は、前歯のかみ合わせの支えのための重要な関係があります。

一旦、治療を終了しましたが、患者様から、前歯の色が、1本気になるとのことで再治療することになりました。

黒い部分は、治療前の着色部分で、虫歯ではないという理由と、歯の神経を守るために、削らずにおいていましたが、セラミックの歯の色に、透けて影響するため、なるべく、歯の神経を傷つけないように、慎重に、着色を取り除き、その部分を白くカバーし、再度セラミックの差し歯(セラミッククラウン)の治療をやり直しました。

 

 

ブリッジのやり変えのためのインプラント

欠けてしまった、前歯のブリッジのやり変えを希望して来院されました。

ブリッジの再治療をするにあたり、全部がつながっているため、

  • やり変えが大掛かりになる。
  • ブリッジを支える歯が虫歯や歯周病でボロボロになっており、ブリッジのやり変えではなく、入れ歯かインプラントの支えも必要になってくる可能性がある。
  • 残せる歯を、なるべく抜かずに再生させる必要がある。

これらを考慮して、治療を進める必要があるため、十分な検査を行い、治療の診断、計画を立て、治療を行いました。

 

 

治療としては、

  • なるべく歯を抜かずに残す
  • 虫歯と歯周病とかみ合わせをきちんと治す
  • 将来、今回の治療のきっかけのように、歯のどこかにトラブルが生じた場合、その部分だけ簡単に治療やリカバーなどのトラブル解決ができるようにしておく。

以上の点を含めて治療を行いました。

 

上下のブリッジを外し、腐ってしまって、残せない歯以外は、すべて、なるべく抜かずに残し、虫歯や、歯周病をきちんと治療し、さらに、それらの歯が、治療後、長く健康な状態に保てるよう、歯が、もともと無かった部分と腐ってしまっていた部分にのみ、にインプラントを入れ、治療を終えました。

治療は、1本づつの歯になっているため、日々のお手入れもしやすく、万が一、どこかの歯が悪くなっても、その部分だけ治療すればいいだけのメンテナンスがしやすい状態にして完了しました。

抜歯、歯根手術などの外科治療を回避するための根管治療

他の歯科医で歯の根の問題を指摘され、来院されました。

初診時の口腔内や、自覚症状はみられませんでしたが、レントゲン像、特にCT像で鼻腔直下まで大きくなりかけている歯根嚢胞が認められました。

このような場合、通常、抜歯による治療が適応になると考えられますが、歯を抜かずに残したい場合は、歯根嚢胞を摘出する手術が選択されます。

しかしながら、この状態の場合、歯根嚢胞の摘出術を行っても、ブリッジの中の虫歯が進行しすぎて、一本歯が抜けている場所と同じ状態になっており、少なくとも、前歯6本は近いうちに抜け落ちてしまうことが考えられます。

そのため、虫歯治療、根管治療、歯周病治療、レーザー治療、審美治療を併用して、歯を抜かずに、歯根嚢胞を治癒させ、さらに、前歯を審美的に健康に回復させる治療を行いました。

取り急ぎ、歯が抜けたままにならないようにしながら、基礎治療が勧めるよう仮歯を装着します。

そのあと、虫歯治療、根管治療、歯周病治療、レーザー治療を行います。

次のアポイントで、傷が回復したことを確認しながら、虫歯治療、根管治療、歯周病治療、レーザー治療を続けます。

 

 

次のアポイントでも、全体の回復を確認しながら、虫歯治療、根管治療、歯周病治療、レーザー治療を続けます。この時点で、差し歯の歯ぐきの黒ずみもほぼ消失し、きれいにピンク色に回復してきます。

根の内部の基礎治療をきちんと行いながら、虫歯治療、根管治療、歯周病治療、レーザー治療で歯を回復させます。

 

基礎治療がきちんと終えたところで、レーザーによる、歯周組織と、審美治療を行います。

 

 

 

最終の歯を入れる前に、CTで治癒の状態を確認します。

 

 

鼻(鼻腔)下の穴(歯根嚢胞)が消失し、骨が再生しました。

 

根管治療による難治性の上顎洞炎の治療

後鼻漏、鼻閉感、右の頬部の違和感で耳鼻科に通院しておられた方が、当クリニックのHPの記事から、検査、治療のために来院されました。

 

初診時レントゲン(右側上顎洞、副鼻腔に不透過像、白っぽい像がみられ、上顎洞炎が疑われる。

 

初診時CTでも、右側(写真では左側)の上顎洞の内部の炎症像が認められる

デンタルドック(歯科精密検査)を改めて行い、鼻性上顎洞炎と、歯性上顎洞炎の鑑別診断と、その原因、治療法を特定する。

歯性上顎洞炎の診断と、その原因(原因歯)の特定に基づき根管治療を行う。

 

術後、3か月目のCTによる評価(患者様の自覚症状は治まってきているとのことだが、以前上顎洞内に炎症症状が認められる)

術後半年目のCT(患者様の自覚症状の消失と同時に、CT像で、上顎洞内の炎症症状、上顎洞粘膜の肥厚が治まっている)

初診時からの評価

 

このように、上顎洞炎(蓄膿症)は、適切な鑑別診断と、特殊な歯の治療で改善することができる場合があります。

虫歯、咬み合わせ、根管治療と審美歯科

審美歯科治療を行うにあたり、単なる見た目の改善をするだけの治療は、本来の歯科治療と大きくかけ離れた治療になってしまします。

そのために、歯科治療の本来大切な部分をきちんと行ったうえで、より若々しく美しい歯科的健康を取り戻すことが、審美歯科本来の治療になります。

そのため、まず先だって、きちんとした、虫歯治療、根管治療(歯の根の治療、歯の神経の治療)を行ったのち、咬み合わせの治療による咬合の回復を行い、そののちに、最終の審美的な口元(歯並び、歯の色の調和、スマイルラインなど)を仕上げていきます。

精密な検査をして、きちんとした基礎治療を含む、治療計画を立てて治療を進めます。

基礎治療のための仮の歯をきちんといれて治療を進めることで、治療期間を短縮することができます。

最初に入れる仮の歯も、すでに治療計画に沿って作成された、最終治療の咬み合わせをイメージしたものを装着して、それをつけ外ししながら治療を進めます。

この時のメリットとしては

  • 仮の歯をつけ外ししながら治療を行うことで、根管治療中の歯を術中、術後感染から守るため、根管治療術中のラバーダム以上の効果があり、根管治療の成功率が上がります。
  • 治療期間中も、日常生活にきたす支障を最小限にします。
  • 歯周病治療がしやすくなります。
  • 治療期間中に、咬み合わせが回復しやすくなります。
  • 最終の歯の形を決めやすくなります。

 

治療中、数回、仮の歯を作り変えて、仕上げに近づけていきます。

 

基礎治療、咬み合わせ治療が終われば、最終の審美歯科治療で仕上げます。

かみ合わせの問題が引き起こす、歯の病気(根管治療、審美歯科)

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前歯の破折や変色歯の治療を行う場合、治療に先立ち、きちんとした検査を行うことが、後々のトラブルや、歯の病気の再発を防ぐことにつながります。

写真の状態が起きた原因は、不正咬合の影響が大きいと考えられます。

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下の歯並びの悪さと、上下の歯のかみ合わせの悪さが、左の前歯の神経を損傷し(咬合性外傷)、歯の神経が壊死し、その後、壊死した歯の神経(歯髄)の中のヘモグロビンが酸化し、歯を黒く変色させ、さらに咬合性外傷が継続して、その歯の損傷を続け、強い咬合力がかかった時に歯の破折を引き起こしたと考えられます。

そのため、もし、その歯の神経の治療(根管治療、歯内療法、歯の神経の治療)を普通に行っても、術後の治癒、予後が悪くなったり、咬合性外傷による歯の損傷が継続し、さらに、外傷性咬合による歯周病(歯槽膿漏)も引き起こすことにつながる可能性が高くなります。

 

そのため、専門的には、治療に際しては、現在の歯の病気(歯の問題)を改善、治療する共に、現在の歯の病気(歯の問題)を引き起こした原因も、根本的に治療しておくことが望ましい治療になります。

 

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まずは、きちんとした歯の神経の治療(根管治療、歯内療法、歯の神経の治療)を行います。その際、歯の根っこまで、変色した歯のホワイトニングも、見えない基礎治療として行っておきます。

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その後、前歯の破折や、変色を引き起こした、不正咬合、不正歯列を、歯列矯正、矯正歯科治療で治します。その際に、いったん矯正治療中もなるべく審美的に治療できるよう、矯正治療用の仮歯を入れておきます。

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矯正治療が終わった後、しばらく歯の保定を行います。

この状態で、根本的な治療が完了し、最終の審美歯科治療を行います。

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本来の患者様の口元や歯の固有色を再現して、あえて、セラミッククラウンに色付けを行い治療を完了します。

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術前と術後の口元の比較です。

 

これで、今後のお口全体の問題の予防治療も含めた治療が行えました。

 

 

根管治療による蓄膿(歯性上顎洞炎)の治療

 

歯の根の治療(根管治療、歯内療法)を長期間受けていたが、症状が改善せず、当院にて、根管治療を希望して来院。

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2015年12月10日 初診時レントゲン

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2015年12月10日初診時口腔内

 

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2015年12月10日 初診時CTにて、右上顎洞(右の副鼻腔)に不透過像がみられ、炎症症状が拡大していることがわかった。

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前後面のスライスCT画像

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左右面のスライスCT画像

 

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2015年12月22日 当クリニックにて根管治療の再治療開始

 

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2016年1月22日 根管治療の術直後確認レントゲン(根管治療3回目のアポイント時)

 

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2016年2月5日 術後経過確認時のCT画像

右側の上顎洞の炎症(粘膜の肥厚)が消失し、自覚症状も消失した。

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左右面のスライスCT画像

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前後面のスライスCT画像

 

このように、蓄膿(上顎洞炎)の治療には、歯が原因の歯性上顎洞炎と、鼻が原因の鼻性上顎洞炎との鑑別診断が重要で、更に、その症状が、歯が原因の歯性上顎洞炎の場合、適切な、根管治療と、根管治療と抗菌剤の投薬、抗菌剤の投薬のみ、などの適切な治療法の選択で治療することが可能です。

 

 

抜かない親知らずの抜歯治療

 

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右上(R側が右)の奥歯の痛みを感じて受診(定期検診)

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親知らずの歯ぐきの腫れと、第二大臼歯の大きな虫歯

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大きな虫歯の歯を治療せずに抜き、親知らずを抜かずにおいておくことで、親知らずが、新しい永久歯として生えてくるため、大きな虫歯の第二大臼歯を抜歯(このような治療はすべの場合に当てはまるも野ではなく、適切な診断が必要)

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半年後の定期健診時のレントゲン

親知らずが、きれいに生え始めてきている

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1年半後の定期健診時、完全にきれいな奥歯(第二大臼歯)として、生えそろった親知らず

 

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同じく、左上の奥歯の痛みで来院

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痛みの原因をきちんと判断し、同時に、将来的なことも考え、親知らずを抜かずに治療

 

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定期年始時のレントゲン

抜かずにおいておいた親知らずが、新しい永久歯としてきれいに生えそろった

 

このような、親知らずの抜歯治療は、きちんとした検査と、術後のきちんとた定期検診が大切になります。

 

 

歯性上顎洞炎の治療とCTによる治療診断評価

虫歯や歯周病が、蓄膿の原因となることがあることは、歯性上顎洞炎という言葉が知られるようになってきて、認識が高まってきましたが、その、診断、治療、評価の方法も様々な変化が見られるようになってきました。

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術前の口腔内

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右上奥の歯ぐきに痛み程でもない腫れと違和感がある

 

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歯の根の病気が原因のようであるが、精密な検査が必要

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CTにより症状の原因と状態が確認でき、確定診断が可能になる。

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レントゲン診断の欠点、デメリットとして、症状を読影するための陰影(像の重なり)や基本的に硬組織(骨のみ、炎症像などは白く曇る程度、また、曇りがみられるときは症状が進んでいるときが多い)

この場合、虫歯が原因で歯根嚢胞、歯性上顎洞炎の初期症状がおこっている。

 

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更に、コンピューター解析による歯と歯周組織の状態を、よりリアルにビジュアル化して把握することができる。

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歯を支える顎の骨も溶けており、通常の歯科治療では、歯を抜いて治さなければ治療できませんが、当クリニックでは、このような状態の歯を抜かずに、また、歯周組織の骨の再生による回復治療が可能です。

 

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虫歯治療、根管治療を行った。

 

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2回目のアポイント時

腫れは一回目の治療で治癒するように治療ができている

 

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下の歯も、同じような問題があったため、歯を抜かなくて済むように治療

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内部の虫歯除去が必要

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内部の感染牙質除去と、不良な根管治療の再治療

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内部の感染牙質除去

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治療後の定期健診時(初診時から4か月目)

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治療後の定期健診時(初診時から4か月目)のCTによる治療評価

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歯周組織の骨も再生して、歯がしっかりし、きちんと噛めるようになりました。