根管治療成功のための条件とは

RCT要素 図1

根管治療成功のための条件とは、

  • 確実な原因の診断が必要
  • 確実なレントゲン撮影技術が必要
  • 確実な虫歯除去治療が必要
  • 確実な根管治療が必要
  • 確実な土台治療が必要
  • 確実な補綴治療(被せ物)が必要
  • 確実な術後確認が必要
  • 確実なメンテナンスが必要

以上のような条件がすべてそろわなければ、根管治療の成功率に影響が出ます。

その理由は

  • 確実な原因の診断が必要(歯の神経の状態に合わせた治療方針が必要になるため)
  • 確実なレントゲン撮影技術が必要(歯の根の病気の原因と大きさ、治癒の確認が必要になるため)
  • 確実な虫歯除去治療が必要(虫歯の完全除去ののちに根管治療に入らないと、歯の根に虫歯菌が押し込まれるため)
  • 確実な根管治療が必要(根管治療自体が技術の差が出るため)
  • 確実な土台治療が必要(根管への再感染の経路になったり、歯の根の保護、強化にとって大切なため)
  • 確実な被せ物が必要(根管への再感染の経路になったり、かみ合わせが歯根歯周組織の回復安定の要素になるため)
  • 確実な術後確認が必要(根管治療の治癒と安定は術後管理が大切なため)
  • 確実なメンテナンスが必要(経年的な変化を見守り、予防的立場での管理が必要なため)