20代、30代のインプラント

20代、30代のインプラント治療は、歯周病(歯槽膿漏)などで歯を失った部分にインプラント治療を行うような年齢の高い方のための治療とは異なり、先天的に歯がない方や、虫歯の進行がひどく、歯が残せなくなった1本から数本程度の部分への治療や、事故や外傷などによる歯の喪失部分を審美的かつ機能的に回復する治療になることが多く、特に1本だけ歯がなかったり、歯がなくなったり、歯を抜かなければならなくなった部分の両隣の歯が虫歯や歯槽膿漏などになっていない健全な歯の場合、特に有効な治療になります。

また、若い時に行うインプラントは、その予後も長く安定する必要があり、その点では、その後何年持たせられるかといった難しい要素はありますが、健康で若く丈夫な骨や、回復力や抵抗力、治癒力といった点からは、比較的容易で条件の良いインプラント治療になります。


初診時(右上犬歯がありません)

初診時、側面観

初診時全体レントゲン

患部拡大レントゲン
(先天的永久歯欠損による乳歯の犬歯の破折脱落)

即時インプラント治療による欠損永久歯の回復

術後側面観

術後正面観

 

抜けたままの歯の問題と治療

インプラント治療は、歯を失った部分を放置しておくことで起きる問題を防ぐために有効な治療法の一つになりますが、その問題の代表的な例を解説します。

上の奥歯を失ったときにおきる問題

下の歯が過萌出してきてかみ合わせが乱れます。

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上の奥歯を失ったときにおきる問題のイメージ図

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上の奥歯を失ったときにおきる問題の術前術後

 

 

下の奥歯を失ったときにおきる問題

上の歯が過萌出してきてかみ合わせが乱れます。

スクリーンショット 2014-01-16 10.47.41 スクリーンショット 2014-01-16 10.49.06

下の奥歯を失ったときにおきる問題のイメージ図

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下の奥歯を失ったときにおきる問題の術前術後

奥歯一本を失ったときにおきる問題

両側の歯とかみ合わせの歯が乱れます。

スクリーンショット 2014-01-16 10.47.41 スクリーンショット 2014-01-16 10.49.44

奥歯一本を失ったときにおきる問題のイメージ図

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奥歯一本を失ったときにおきる問題の術前術後

歯を失ったときにおきる問題を放置した時のさらにおきる変化

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歯を失ったときにおきる問題を放置した時のさらにおきる変化のイメージ図

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歯を失ったときにおきる問題を放置した時のさらにおきる問題の術前術後

先天的歯牙欠損に対するインプラント治療

歯科治療には、虫歯や、歯槽膿漏に対する、生活習慣や加齢による疾患(病気)への治療やケアーのほかに、生まれつき、あるいは、遺伝的影響等による、先天的な疾患(病気)への治療やケアーを行うものがあります。


初診時(右上犬歯がありません)

初診時、側面観

初診時全体レントゲン

患部拡大レントゲン
(先天的永久歯欠損による乳歯の犬歯の破折脱落)

即時インプラント治療による欠損永久歯の回復

術後側面観

術後正面観

この患者様の場合の治療の選択肢としては、前歯(犬歯)のない部分へは、両側の歯を削ってブリッジにする治療か、デンタルインプラントによる回復か、一本入れ歯による回復かの3つの選択になりますが、トータル面から判断する、専門家からの優先治療は、

1、インプラントによる回復(両側が健全な歯のため)

2、ブリッジによる回復
(両側の歯が、すでに虫歯や、差し歯の場合に優先としてもいい)

3、1本入れ歯
(両側の歯の支えの負担や、虫歯リスクは回避できないこともある)

以上の理由で治療を選択しますが、現在、話題のips細胞の歯科臨床応用が現実化し、実現すれば、また、その時代には、治療方法や、治療選択が変化しますが、今、現在の歯科おける、再生治療としては、このような、インプラント治療も決して、評価の低いものではなく、患者様のQOL(クオリティーオブライフ 生活の質の向上)の面から考ええば、非常にありがたい現代治療といっても過言ではないといえます。